S
SBM(Single Buoy Mooring)
1点係留方式のBuoyをさす。川崎沖や横浜沖の大きなタンカーが付けられているブイがこれで,SBMの一方はラバーホースで陸上のタンクと接続,他方は,船のパイプラインと接続され荷役がされている。
S/C(Service Contract; Space Charter)
→①サービス・コントラクト ②スペース・チャーター
S.C.NET(Shipper/Carrier shipping information NETwork system)
荷主,船社の間で運賃等の情報を交換するシステム。
SEA-NACCS(SEA-Nippon Air Cargo Clearance System)
海上貨物通関情報処理システム。税関・通関業者・銀行をオンラインで結び、海上貨物の通関手続及び関税の決済を自動処理するシステム。平成3年10月京浜港稼働。平成4年10月阪神,名古屋港稼働。平成11年10月からは従来の通関業者・税関・銀行・厚生省等に加え、保税地域(蔵置場を含む)をも結んだ新SEA-NACCSシステムとして稼動している。
SF(San Francisco)
サンフランシスコ(港)の略称。
SGS
SGSはスイスに本部をもつ公的検査機関で、フィリピン・バングラディッシュ向け等の輸出に関しては、輸入国でのインボイス・バリュー・ダウンによる関税の脱税行為(適正課税価格算定)を防ぐために、輸出国での国内価格(HomeMarketPrice)とのチェックを行うために、輸入国政府がSGSに貨物と書類との正当性の事前検査を依頼している。従って検査費用は、輸入国政府の負担である
SHIPNETS(Shipping Cargo Information Network System)
船積み貨物ネットワークシステム。船社,海貨業者,検数業者,検量業者の4業種を,オンラインで結んだシステムで,船積み関係書類作成等を効率的かつ迅速に処理することを目的として開発された。昭和61年4月に京浜港において稼働を開始,昭和62年4月から神戸港で,同9月に大阪港,同10月には名古屋港でも本格稼働に入った。
SHIPPER
B/Lでは、Shipperとは貨物の所有権者を意味するが、通常では輸出者のこと
SHIPPING INSTRUCTION
船積指示書のことで、荷主からのブッキングの依頼やB/Lの作成明細が記してある。
SHIPPING MARK
他の貨物と区別するためのもので、メイン・マークとサブ・マークがある。メイン・マークは、輸入者の略称・揚げ地・梱包NO・原産地などが記載され、サブ・マークは、取り扱い上の注意事項・品質・重量等が記載される。
SKD(Semi-Knock Down)
セミ・ノックダウンの略。CKD(Complete Knock Down)が海外で組み立て生産するため,すべて部品で輸出するのに対し,一部の部品が部分的に完成したものを含んでいるもの。両語とも自動車や家電製品の輸出で使われることが多い。
SLB(Siberian Land Bridge)
日本と欧州,中近東間を,シベリア鉄道により結ぶルート。ソ連崩壊によりその取扱量は激減した。
S/O(Shipping Order)
船積み指図書。荷主から船積み申し込みを受けた船社が,本船船長に対して当該貨物を船積みすることを命ずる書類。荷主(多くは代理人)は,本船船組みの際にこれを一等航海士に提出し,船積みが行われる。
SS(Suspended Solid)
水の中に懸濁している不溶性物質のこと。懸濁物質浮遊固形物ともいう。水質の汚れ具合を示す数値のひとつで,PPMで表示。
SSA(Stevedoringe Service of America)
アラスカからサンジェゴまでの港湾ターミナルのオペレーションを行う米国西岸最大の港湾荷役会社。コンテナターミナルの他に,在来貨物,バルクカーゴ,自動車などのバースや倉庫施設の運営及び19のインターモデルレールヤードを運営する総合的な港湾企業。